イスラ-ム教

概要

610年にアラビアでムハンマド(マホメット)が創唱した宗教で唯一絶対の神(アラビア語でアッラーフ)を信仰し、神が最後の預言者たるムハンマドを通じて人々に下したとされるクルアーン(コーラン)の教えを信じ、従う一神教で偶像崇拝を徹底的に排除し、神への奉仕を重んじ、信徒同士の相互扶助関係や一体感を重んじる点に大きな特色があります。
経典は預言者ムハンマドへの神の啓示であるコーラン。
2015年の世界の人口に占める割合は約23%。
中東、アフリカ、インドネシア、マレーシアなどのイスラ-ム圏諸国は世界人口の約4分の1を占め、19億人と言われています。

経済的には利子を伴う物品の貸し借りや利子はありません。また見込みの不確かな取引は禁止されています。大規模な投機は存在しないため、欧米中心の相場や政没政策の影響が比較的少なく安定性は高いです。

宗教

一神教
偶像崇拝の禁止      神を絵や銅像などで偶像することの禁止
聖職者不在         基本的にはイスラ-ム教に聖職者はいません
信徒(ムスリム)は平等  アッラーの前では皆平等です

     

果たすべき義務     六信五行

六信   -信ずる事-
  1.神(アッラー)      アッラーを信ずる事
  2.天使(マラーイカ)    アッラーの諸天使を信ずる事
  3.啓典(クトゥブ)     アッラーの諸啓典を信ずる事
  4.使徒(ルスル)     アッラーの諸預言者を信ずる事
  5.来世(アーヒラ)    来世を信ずる事
  6.定命(カダル)     天命を信ずる事


五行   -生活の中で行うべき事-
  1.信仰告白(シャハーダ)  「アッラーは私たちが仕えるべき唯一絶対の神である。
                   ムハンマドはその使徒である」と唱えること
  2.礼  拝(サラー)      一日五回、メッカの方向を向いて拝むこと
  3.断  食(ザカート)     一年に1ヵ月日の出ている間は食べ物を口にしない
  4.喜  捨(サウム)      お金持ちは貧しい人々にお金や物を分け与えなさい
  5.巡  礼(ハッジ)     メッカに巡礼すること  

団体

イスラミック・センター・ジャパン
日本ムスリム協会

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